中外交易株式会社

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見付けをカスタムする(2)

アクセントライン──── フロント部のニュールックス

アクセントライン

<アクセントライン>とは、カウンタートップのフロント部分(見付け部)の任意の位置に、意図的に別のアクリル人大を接着して、一筋、二筋のラインを象る、新しい着想のフロントルックスとご理解下さい。

誰のためのアクセントラインか

日常<ライン>をよく目にします。赤・緑・オレンジの<セブン>、青・白・緑で<ファミマ>、カステラの地の色に濃茶の太い線の<シベリア>、アラスカとは言いません。白線3本は<アディダス>、黒に黄線で<虎ファン>、オレンジ線で<G党>、黄色い線2本は<ソフトバンク>、緑・赤・緑で<グッチのハンドバッグ>、黒・赤・黄で<ドイツ>、濃い青と空色の<全日空>、道路の中央の黄線は、<はみ出し追い越し禁止>、電車の車輌で緑の太線は<埼京線>、オレンジ線をリンクさせると<湘南新宿ライン>等々。
ラインのビジュアルは、直截的です。日々の生活の中に<ライン>が浸透していること、その趣旨が印象強く内包されていること、さらに言えば、ラインは、全てを高めていることを教えてくれます。よくシンボライズされた<ライン>自体が、<なじむ><親しむ><憧れる>の感を増幅しています。中外は、この<ライン>のビジュアルの醸し出す不思議な魅力を、新たな発見として住空間に取り込みます。志しを高く、そして密にして、意気込みを高揚させながら・・・・・・。カウンタートップのフロント部に<アクセントライン>を入れます。
<アクセントライン>は、色・幅・位置と間隔・本数という、一見すると単純ですが、よく考えると実は、非常に複雑な要素で成り立っています。それは、カウンタートップの色の変化と相まって、同じものがふたつとして世に在ることを許しません。組み合わせはほぼ無限なのです。このことは、ユーザーのお気に入りの度合を、かなり上質の方へと導きます。そして、日々、魅了と得心に浸りゆくことを、なにげなく容認します。何故なら、<アクセントライン>を決めているのは、エンドのユーザーの「あなた自身」ですから ・・・・・・。

アクセントラインのタイプ別イメージサンプル

[A]タイプ               アクセントライン ・・・・・・・・ ノンドリップへの回帰
                                   ( 86 & 86プラス 20 )

[A]タイプのイメージサンプル全てをこちらからご覧頂けます(PDFファイル) >

[B]タイプ               アクセントライン ・・・・・・・・ ノンドリップへの回帰
                                   ( 86 & 86プラス 20 )

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[C]タイプ               アクセントライン ・・・・・・・・ ノンドリップへの回帰
                                   ( 86 & 86プラス 20 )

[C]タイプのイメージサンプル全てをこちらからご覧頂けます(PDFファイル) >

[D]タイプ               アクセントライン ・・・・・・・・ ノンドリップへの回帰
                                   ( 86 & 86プラス 20 )

[D]タイプのイメージサンプル全てをこちらからご覧頂けます(PDFファイル) >

アクセントラインの成立要素

<アクセントライン>は、アクセントカラーとしてのシート材の種類、ラインの幅、接着する位置と間隔、そして、その本数という複数の要素で成立します。

成立要素(a)アクセントカラーの種類

弊社オリジナルアクリル人大<カルチャードマーブル>の全種類を対象にしています。つまり、【ゴッド】【アート(1)(2) 】【 コスモ 】【 ナイン 】【 リミットレス 】シリーズの全在庫86色がカウンタートップになり、アクセントカラー材にもなるという企画です。アクセントカラーとして必要なシート材量は、少量の分割材( [タテ割材] [ヨコ割材] )として提供致します。一色に対する材料の負担が少なくて済みます。又、アクセントカラー専用の特別色として、さらに20色設定しました。この<アクセントカラー特別20色>にも上記、分割材を適用致します。

成立要素(b)アクセントラインの幅(上下幅)

アクセントカラー材をラインにする、上下の幅をどこまで細くできるかは、大きなテーマでした。試作の結果、1mm幅まで薄く(細く)製作できることを確認致しました。従って、㋐12mmのシート材では、幅12種類のラインの製作が可能になります。 この状態については、<ライン幅確認プレート>でご覧いただけます。(写真・実物共有り。)

成立要素(c)アクセントラインの接着する位置と間隔

アクセントラインをどこに入れるかは、どの色を入れるかと同様に、自由です。間隔についても、任意の間隔で可能です。位置と間隔は、色の組み合わせより微妙かも知れません。十分お楽しみ下さい。

成立要素(d)アクセントラインの接着本数

フロント部に接着するラインの本数についても任意です。 単独色をラインとするか、2色以上の複数色を接着して、それをひとつのラインとするか、さらには、それらを組み合わせた複数色のラインとするのか、お気に入りをご指定して下さい。「加工製作図」は、全て弊社にて作図致します。

補足説明

(イ)シート材の横の長さに不足が生じたとき。

実際の受注製作で左右の長さに不足が発生する時は、継ぎ足し(つなぎ)を行ないます。この接着については、接着線が出にくい様に、特別の接着の方法を創案致しました。 接着線はほとんどの場合みえなくなります。( この辺の接着に対する集中力は、クオーツの90度接着で、すでに実証済みです。)但し、シート材の種類(主に単色系)によっては、極細い線が残ることもあります。顔(目線)を30cm程離すと見えなくなるのですが、左右幅の接着では、この辺が製作上の限界かと考えますので、ご理解承ります様お願い致します。つなぎ部分の仕上り状態については、<左右幅つなぎサンプル>で確認できます。

(ロ)幅せま(1mm幅)の長尺ラインもできます。

一番厳しい条件を<上下幅>1mmとしました。この狭い幅のもので、ℓ3600mmの長さのものを実際に製作しました( 写真有り )。この試作により、極幅せまの長尺ラインの製作にも目途が立ちました。ご利用の際は、上下幅については、一切気にせず、安心して寸法のご指定をして下さい。

(ハ)うすい色目のシート材を<アクセントライン>として使用する時は ・・・・・・・ 。

色目をはっきりと特定はできませんが、「ディスクリートイエロー」とか、「ナインミストサンド」etc.の何となくうすいベージュ系のものは、単色のうすい系の色と同様、幅せまで使用すると、全てうすいグレー色に見えてしまい、色合いが判断できなくなります。従って、うすい系のカラーの色相をよく出したい時は、5mm以上の、それなりの幅(上下幅)での接着をお勧めします。濃い系の色は、細くても、はっきり出ますが、いずれにせよ、ある程度(3~4mm)の幅のある方が、色相をよく確認できます。

(ニ)上下方向へのアクセントラインは<変わり色見付け>Dタイプで。

水返し目的の40mm程の見付けの上下方向(上面にラインが出る)への<アクセントライン>は、製作の都合上、うまくいきません。上下方向の<アクセントライン>は、シート材の厚みで製作する、フラットタイプ(Dタイプ)のみでお願い致します。上見付けフラットタイプ(Bタイプ)でも、製作の都合上、よくありませんので、ご記憶をお願いします。

(ホ)アクセントラインの、正面と側面の交差について

基本的に、<アクセントライン>の接着・みがき・切断は、全て手作業になります。従って、長さや厚みにもよりますが、0.1~0.3mm程度の製作上の誤差は常に発生するものとご承知おきをお願いします。その上で、カウンタートップ前面のフロント部の<アクセントライン>と、側面の<アクセントライン>が交差する出角の部分で、整合性に齟齬が生じます。 L字型(コの字型)カウンターの入り角部分でも同様です。受注製作では、<アクセントライン>の交差は回避しなければなりません。 その方法としては、端の手前で、シート材の厚み分程度を残し、<ライン>を止めるのも一考かと思います。

ライン幅確認プレート ㋐12mmシート材では、1mm~12mmまで12種類のライン幅が可能です。

左右幅つなぎサンプルの仕上げ

アクセントラインの長さに不足が生ずる時は、継ぎ足します。

アクセントラインで、最も厳しい条件の接着

一番厳しいライン幅の条件を1mmとして、その長尺物を製作致しました。

アクセントライン 要約

<アクセントライン>とは、カウンタートップのフロント部分(見付け部)の任意の位置に、意図的に別のアクリル人大を接着して、一筋、二筋のラインを象る、新しい着想のフロントルックスとご理解下さい。  

アクセントラインのイメージサンプル

変わり色見付けの種類について、補足

集合案件では、カウンタートップ、フロント部の、変わり色見付け 及び アクセントラインの材料は、継続調達の可能なものを選択して下さい。

アクセントラインの専用フロント形状については、【 4種類のフロント形状とノンドリップ 】を参照して下さい。